白フチ写真の作り方

こんばんは。今回は前回の記事を書いていた時に思いついたものです。
前回、「境界線」のことについて書きました。
「境界線」は内側につけると、直角に描ける。

では、以下のような白ふち写真を作る場合は、どうしたらいいでしょうか?


近所で見かけるネコ。なかなか警戒心強い。。

白フチの外側にも灰色のラインが入っています。
この灰色ラインがないと、白バックの背景の場合、ただなんの枠もない写真になりますね。
でも、境界線は2重に描けません。

そこで使うのが「光彩(内側)」です。
今回の設定はこちら!

まずは「境界線」の設定。
灰色を内側に1pxでかけます。

次に、「光彩(内側)」の設定。
デフォルトでは、描画モードが「スクリーン」になっているので、「通常」に変更。
不透明度を「100%」にし、チョークを「100%」にします。
チョークは光彩のぼかしを調整するところで、値が小さくなればなるほど、ぼけていきます。
ですので、100%にするということは、ぼけなし、くっきり、はっきりした線がかけるということ。
で、好きな幅の白フチを設定。今回8pxとしていますが、実際は境界線の内側1pxを差し引いた7pxの白フチになります。

すると、このような描画になるはずです。

これに、写真を当てはめていきます。

写真を当てはめる方法ですが、クリッピングマスクが便利だと思います。
写真をドラッグ&ドロップでもってきたら、レイヤーを右クリックして「クリッピングマスクを作成」を選択。

写真はちょうど良い大きさにするために拡大縮小をするので、変形させる前にスマートオブジェクトにしておくことを
おすすめします。