文字の組み合わせを考えてより美しく仕上げる(バナー制作編4)

こんばんは。バナー制作編も4回目となりました。
1つのバナーを作る工程を記していますが、正直、こんなにたくさん書くことがあるとは思っていませんでした。

では、さっそく。続きです。

和文フォントと欧文フォントを組み合わせる

今回入れる文言は、「抽選で50名様に当たる!」です。
この文言をリボンのところに入れてみましょう。

「50名様」のあたり、なんだかぎこちないですよね。
この和文フォントの特徴で、数字は少し小さく表示されます。この数字だけを選択して2pt大きくしたのが、こちら。

違和感が少し減ってきました。
更に、数字のみ欧文フォントを使ってみましょう。

なんだか、間延びしていた「50名様」が整ってきました。
和文フォントでの数字は、デフォルトでは少し小さく表示され、1文字の縦横比率が正方形に近いので、数字だけを見るとなんだか野暮ったい感じになります。
そこで、よくやる方法として、数字だけ欧文フォントを使うというもの。今回は、Calibriというフォントを使って、縦長の数字にしました。
すっきりした上に読みやすくなったと思います。

テキストをシェイプ化する

最後にテキストをシェイプ化しましょう。テキストレイヤーを右クリックすれば「シェイプに変換」メニューが現れるので、それを選ぶだけです。
こうすることによって、「50名様」の「様」が少し上にズレていたものが、丁度良くおさまりました。
テキストをシェイプ化するのは、文字の滲みを軽減することにも使います。

もう、文言変更なし!って時には使えるワザですね。シェイプになっているので、拡大縮小は十分できますよ。


さて、後は「詳しくはこちら」を右したに入れたら完成です。
文言だけでなく以前にやった丸矢印を入れて、クリックしやすいように見せましょう。
以上で、バナー制作編は終わりになります。

いかがでしたか?細かい部分は説明不足になっているので申し訳ありませんが、こちらの記事をヒントにいろいろ試してみていただけると嬉しいです。


今回、作例として作ったバナー、実は作るのに2時間ほどかかっています。
記事として書きたいポイントをふまえつつ作っていたら、それくらい時間がたっていました。
以前は、バナー制作に30分使うのがMAXで、それ以上は時間かけないと思っていましたが、今はやれるところまでやるというのが持論です。
もちろん、制作物には納期というものがあるので、スピードは重要ですが、考えて作ることをあきらめないようにしています。
写真選びも、色も、フォントも、レイアウトも・・・いろいろ悩むところはたくさん。何度もフォントや配色を選び直した結果でてきた制作物は、時間をかけた分、考えた分がちゃんと表にでています。

デザインに正解はないけれど、「これ、いいと思うんです!」と自信を持って出せるデザインをしていきたいと思います。
「もっといいのができたかも・・・」と後で思ったりするんですけどね。。。(´(ェ)`)

では、このへんで。